大阪明浄大学観光学部
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UPDATED: 22 February, 2005
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美術の歴史 2005年度

西洋近代美術史概説(前期) 日本美術史概説(後期)

【科目の系列】 広域科目
【年次】2年次 【学期】通年 【単位】4単位

【講義の目的】
 前期は西洋美術史の中から、今年度は17世紀以降の近代絵画の歩みについて講述する。近代的なものの考え方が藝術の世界にどのように影響を及ぼしてきたかに焦点を当てて考えていく。
 後期は日本美術史として古代から近代絵画までの歩みを概説し、日本人のものの見方と美意識に焦点を当て、日本における諸宗教(神道、仏教、儒教など)との関係も視野に入れて講述する。

【受講に当たっての留意事項】
 前後期とも、第1回講義は受講ガイダンス的な話をせずに、すぐに講義に入る。この日にレポート課題を出すので、受講予定者は必ず出席すること。

【教科書】
(前期) 高階秀爾 監修 『カラー版 西洋美術史』 増補新装第4版、美術出版社、2004
(後期) 辻 惟雄 監修 『カラー版 日本美術史』 増補新装第3版、美術出版社、2004
その他、必要に応じてハンドアウトを使用する。
他に必要な資料があれば、講義中に配布する。

【参考書】
講義中に適宜紹介する。

【成績評価の方法】
単位取得の条件
下記のように、講義期間中に課すレポート及び前期末試験、学年末試験の成績によって評価する。
これら4つの課題をすべて完了していなければ単位は認定しない。

(i) レポート (4月の前期第1回講義時に指示、5月下旬に提出)
(ii) 前期期末試験 (7月下旬に実施)
(iii) レポート (10月の後期第1回講義時に指示、11月下旬に提出)
(iv) 学年末試験 (1月下旬に実施)
評点は、(i)と(iii)のレポートを全体の50%、(ii)と(iv)の試験を全体の50%とし、合計で60%以上の得点をもって合格とする。


【講義計画】
前期(西洋美術史:17世紀〜現代)
【第1、2回】
美術の見方について
「美術を見る」とはどういうことだろうか。漫然とした美術鑑賞に陥らずに作品を見ていくのには、どのような方法・態度があり得るのかを講述する。
バロック美術、ロココ美術
@ 近代絵画の特質(総論)
A 17世紀絵画の特質
B バロックの建築、絵画
C ロココの建築、庭園、絵画

【第3、4回】
近代T:新古典主義、ロマン主義、写実主義
@ 18世紀〜19世紀絵画の特質
A 新古典主義、ロマン主義
B 写実主義とその影響

【第5〜7回】
近代U:印象主義、象徴主義、後期印象主義
@ 印象主義の成立、アカデミズムとサロン
A 象徴主義、他の藝術ジャンルとの関係
B 後期印象主義
C 近代科学と藝術について

【第8〜10回】
現代T
@ 20世紀絵画の特質
A フォーヴィスム(野獣派)と表現主義
B キュビスム(立体派)、未来派
C 構成主義
D アール・ヌーヴォー
E ダダ、シュールリアリズム
F エコール・ド・パリと素朴派

【第11、12回】
現代U
@ 第2次世界大戦前後の美術
A 抽象表現主義
B ポップ・アート
C ポスト・モダン

【第13回】
現代V
@ 1950年以降の美術
A コンセプチュアル・アート
B 今日のアート・シーン

後期(日本美術史概説)
【第1、2回】
先史・古墳時代、飛鳥・奈良時代
@ 先史・古墳時代
A 飛鳥時代
B 白鳳時代
C 天平時代

【第3、4回】
平安時代
@ 密教美術
A 仏教彫刻
B 書
C やまと絵

【第5、6回】
鎌倉時代、南北朝時代
@ 仏教彫刻
A 宋風と和様
B 仏教絵画
C 肖像画

【第7、8回】
室町時代
@ 禅と美術
A 庭園
B 障壁画

【第9、10回】
桃山時代、江戸時代(初期)
@ 城郭
A 障壁画、屏風絵
B 狩野派
C 土佐派

【第11、12回】
江戸時代(中、後期)
@ 琳派
A 円山四条派
B 文人画、写生画
C 浮世絵

【第13回】
近現代
@ 明治時代
A 大正時代、昭和時代初期(1945年まで)
B 1945年以降の美術