大阪明浄大学観光学部
加藤素明研究室On Line
UPDATED: 22 February, 2005
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藝術文化論 2005年度

キリスト教藝術概説

【科目の系列】 広域科目(展開) 
【年次】1年次 【学期】後期 【単位】2単位

【講義の目的】
 藝術におけるさまざまな問題を取り上げ、専門的な議論にも立ち入って講述する。今年度は藝術と宗教の関わりについて、ヨーロッパにおけるキリスト教藝術を取り上げ、建築、美術、音楽の側面から考察する。講義では特に、ヨーロッパ文化を構築している思想的な側面に焦点を当てて講述する。
 なお、日本における藝術と諸宗教(神道、仏教等)の関係については、2年次配当科目の「美術の歴史」後期講義(日本美術史)を受講されたい。

【受講に当たっての留意事項】
第1回講義は受講ガイダンス的な話をせずに、すぐに講義に入る。この日にレポート課題を出すので、受講予定者は必ず出席すること。

【教科書】
特に指定せず、必要に応じてハンドアウトを使用する。

【参考書】
講義中に適宜紹介する。

【成績評価の方法】
単位取得の条件
下記のように、講義期間中に課すレポート及び期末試験の成績によって評価する。これら2つの課題を両方とも完了していなければ単位は認定しない。
(i) レポート (10月第1回講義時に指示、11月下旬に提出)
(ii) 期末試験 (1月下旬に実施)
評点は、レポートを全体の50%、学年末試験を全体の50%とし、合計で60%以上の得点をもって合格とする。


【講義計画】
【第1、2回】
キリスト教藝術の考え方
ヨーロッパ人のものの考え方を形成しているキリスト教について概説し、それが藝術作品にどのように反映しているかを講述する。
@ キリスト教思想と藝術作品の関係
A キリスト教と聖書
B キリスト教の教義について

【第3〜5回】
教会建築
ヨーロッパの都市を訪れると、その中心に教会が建っている。ヨーロッパの生活と密接な関係を持ってきた聖堂というものについて講述する。
@ 教会と都市
A ロマネスク建築
B ゴシック建築
C ルネサンス建築
D バロック建築

【第6〜10回】
キリスト教美術(絵画・彫刻)
西洋美術はキリスト教思想に則って成立してきたと言える。キリスト教美術を聖書の内容に即して講述する。
@ キリスト教と美術
A 旧約聖書の美術
B 新約聖書の美術

【第11〜13回】
礼拝音楽
今日では西洋音楽が世界中に浸透しているかのように見受けられるが、その西洋音楽の基礎は教会音楽によって構築されてきた。さまざまな教会音楽を概説しながら、その特質を考察する。
@ キリスト教と音楽
A グレゴリオ聖歌、ポリフォニー
B 讃美歌
C 現代の礼拝音楽