大阪観光大学 観光学部
加藤素明研究室On Line
UPDATED: 1 November, 2006

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映像文化論 2006年度 (水2後期)

名監督の映像術

【科目の系列】 専門科目(展開) 
【年次】2年次 【学期】後期 【単位】2単位

【講義の目的】
 映画、写真などの映像メディアを用いた作品について、さまざまな角度から研究する。  今年度は、「巨匠」と称される映画監督たちの作品を見ながら、その映画技法について学び、映像独特の表現形式を研究する。



【講義計画】
【第1〜4回】 黒澤明の映画術
 《七人の侍》、《どん底》、《隠し砦の三悪人》などを作り、西洋人にも高い評価を得ている「世界のクロサワ」の映画技法について講述する。
10月 4日 ダイナミックな映像作り:パンフォーカス
10月11日 ダイナミックな映像作り:マルチカメラ
10月18日 季節感の表現:光の撮り方
10月25日 映画《用心棒》について
11月 1日 編集のテクニック
講義で扱う作品:《用心棒》、《七人の侍》

【第5〜8回】 山田洋次の映画術
 《男はつらいよ》シリーズでその名を馳せ、《家族》、《幸福の黄色いハンカチ》、《遙かなる山の呼び声》等の名作を生み出した山田洋次の脚本と映画作成の方法について講じる。
11月 8日 ノスタルジーの表現(その1)
11月15日 ノスタルジーの表現(その2)
11月22日 旅を表現する(その1)
11月29日 旅を表現する(その2)
講義で扱う作品:《男はつらいよ(第42作): ぼくの伯父さん》、《家族》(変更の可能性有り)

【第9〜13回】 スティーブン・スピルバーグの映画術
 《激突!》、《ジョーズ》、《E.T.》、《ジュラシック・パーク》、《シンドラーのリスト》等、数々の名作で知られるスピルバーグの映画術について講じる。
12月 6日 恐怖感の表現(その1)
12月13日 恐怖感の表現(その2)
12月20日 子供心とあこがれの表現(その1)
1月10日 子供心とあこがれの表現(その2)
1月17日 まとめ
講義で扱う作品:《激突!》、《ジョーズ》、《未知との遭遇》、《E.T.》(変更の可能性有り)




【受講に当たっての留意事項】
 この講義には「体験授業」は存在しない。第1回講義は受講ガイダンス的な話をせずに、すぐに講義内容に入るので、第1週目はサボっても良いなどという了見違いを起こしてはいけない。

【教科書】
特に指定せず、必要に応じてハンドアウトを使用する。

【参考書】
以下の文献は図書館で購入するので、受講生は無理して買い揃える必要はない。
小栗康平 『映画を見る眼』 NHK出版、2005
純丘曜彰 『エンターテイメント映画の文法』 フィルムアート社、2005
西村雄一郎 『巨匠たちの映画術』 キネマ旬報社、1999
ルイス・ジアネッティ 『映画技法のリテラシー〈1〉 映像の法則』 堤和子、堤龍一郎訳、フィルムアート社、2003
ルイス・ジアネッティ 『映画技法のリテラシー〈2〉 物語とクリティック』 堤和子、堤龍一郎訳、フィルムアート社、2004

【成績評価の方法】
期末試験の成績によって評価する。

(c) Motoaki Kato, 2006