大阪観光大学 観光学部
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UPDATED: 30 October, 2007

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日本美術史 2007年度 (金2後期)

日本美術史概説

【科目の系列】 広域科目(基礎) 
【年次】2年次 【学期】後期 【単位】2単位

【講義の目的】
 古代から近代絵画までの日本美術史を概説する。 日本人のものの見方と美意識に焦点を当て、日本における諸宗教(神道、仏教、儒教など)との関係も視野に入れて講述する。



【講義計画】
9月28日 【第1回】 飛鳥時代
 ○法隆寺《釈迦三尊像》、中宮寺《弥勒菩薩像》、広隆寺《弥勒菩薩半迦思惟像》
 ○法隆寺玉虫厨子《捨身飼虎図》、法隆寺金堂壁画《阿弥陀浄土図》
10月 5日 【第2回】 奈良時代
 ○薬師寺《薬師三尊像》、興福寺《阿修羅像》、東大寺《廬舎那仏坐像》
 ○正倉院《鳥毛立女屏風》
10月12日 【第3回】 平安時代の仏教藝術(平安前期)
 ○密教美術: 東寺《五大明王像》、東寺《両界曼荼羅》
10月19日 【第4回】 平安時代の仏教藝術(平安後期)
 ○仏教彫刻(定朝様): 平等院《阿弥陀如来像》
10月26日 【第5回】 平安時代の絵画
 ○やまと絵、絵巻: 《源氏物語絵巻》、《伴大納言絵巻》、《信貴山縁起絵巻》
11月 2日 【第6回】 鎌倉時代の仏教藝術
 ○仏教彫刻(運慶様、快慶様): 興福寺《弥勒仏坐像》、東大寺南大門《仁王像》、醍醐寺《弥勒菩薩像》
11月 9日 【第7回】 鎌倉時代の絵画
 ○仏画、肖像画: 禅林寺《山越阿弥陀図》、神護寺《(伝)源頼朝像》
11月16日 【第8回】 室町時代の絵画
 ○水墨画: 雪舟《秋冬山水図》
11月30日 【第9回】 室町時代の絵画
 ○水墨画: 雪舟《天橋立図》、土佐派(土佐光起)
12月 7日 【第10回】 室町時代から江戸時代初期の障壁画 (1)
 ○狩野派(狩野正信、狩野元信、狩野永徳、狩野探幽)
12月14日 【第11回】 室町時代から江戸時代初期の障壁画 (2)
 ○長谷川派(長谷川等伯)、琳派(俵屋宗達、尾形光琳)
12月21日 【第12回】 江戸時代中期、後期 (1)
 ○文人画(与謝蕪村、池大雅)、写生画(円山応挙)
1月11日 【第13回】 江戸時代中期、後期 (2)
 ○浮世絵(葛飾北斎ほか)
1月18日 【第14回】 近現代
 ○明治時代以降の「洋画」と「日本画」
 ○現代日本美術としての「マンガ」



【受講に当たっての留意事項】
 講義時数3分の1を超えて欠席した者には、期末試験の受験資格を認めないので注意すること。

【教科書】(授業で常時使用する分)
辻 惟雄 監修『カラー版 日本美術史』増補新装第3版、美術出版社、2004
その他、必要に応じてハンドアウトを使用する。

【参考書】
講義中に適宜紹介する。

【成績評価の方法】
期末試験の成績によって評価する。



1.授業評価結果の概要(課題)
【評価する点】
○ 日本の美術について分かりやすく説明してくれて、とても良い。
○ これまで西洋美術がいちばん素晴らしいと思っていたが、日本美術の奥深さが分かった。
○ 仏像や水墨画や絵巻物を面白いと思えた。
○ プリント(補助資料)が分かりやすくて良い。
○ ヴィデオやスライドを使って説明するので、毎回楽しくて飽きない。
○ 学生のことを考えて説明してくれるので分かりやすく、楽しく参加することが出来た。
○ 進め方が適切で分かりやすくて良い。
○ ちゃんと授業に参加していない学生を厳しく叱っていたので、先生は真剣に授業に取り組んで下さっているのだなと思った。
【改善すべき点・コメント等】
(1) もっとたくさん美術品にふれたい。
(2) 教室はもっと広い方が良い。

2.上記評価に関する教員の取り組み(授業改善策)
 多くの受講生のみなさんから好意的な評価をいただきまして、感謝しています。今後とも、講義は「楽しく真剣に」行って参ります。
【改善点・コメント等について】
(1) 美術史の講義では、私もいつももっとたくさん作品を見せたいと思っておりますが、当然のことながら説明も過不足なく行わなければいけないので、時間の配分にいつも悩んでいます。本講義では、まずは日本美術史の上で、また日本で暮らす者の常識として、是非とも知っておきたい作品・画家・彫刻家を第一にと考えて、取捨選択をしています。 また、この講義を契機に、さまざまな神社仏閣、美術館、博物館等を訪ねて、実作品を見るようになってもらえれば、たいへん嬉しいです。
(2) 325教室の最大収容人数は66名ですが、ここに通常20〜25名の受講生が来ています。美術史の講義のためにはちょうど良い大きさではないかと思いますが、この教室は横に長い造りになっていますので、あまり前の席や横の席に座ると、スライドやヴィデオのときにスクリーンが見にくいことがあるかも知れません。そういうときは、是非早めに教室に来て、見やすい席を確保してください。

(c) Motoaki Kato, 2007-2008