映像文化論 2010年度 (金3後期)
名監督の映像術
【科目の系列】 専門科目(展開)
【年次】2年次 【学期】後期 【単位】2単位
【講義の目的】
映画、写真などの映像メディアを用いた作品について、さまざまな角度から研究する。
今年度は、「巨匠」と称される映画監督たちの作品を見ながら、その映画技法について学び、映像独特の表現形式を研究する。
【講義計画】
【第1〜4回】 黒澤明の映画術:第1シリーズ
《七人の侍》、《どん底》、《隠し砦の三悪人》などを作り、西洋人にも高い評価を得ている「世界のクロサワ」の映画技法について講述する。
【第1回】 黒澤 明 《用心棒》 (1): ダイナミックな映像作り(1)
【第2回】 黒澤 明 《用心棒》 (2): ダイナミックな映像作り(2)
【第3回】 黒澤 明 《用心棒》 (3): ダイナミックな映像作り(3)
【第4回】 黒澤 明 《用心棒》 (4): エンタテイメントとしての黒澤作品
【第5〜8回】 小津安二郎の映画術
《東京物語》、《晩春》、《麦秋》等で世界的に高い評価を得ている小津安二郎の映像作りの秘密を、代表作《東京物語》から学ぶ。
【第5回】 小津安二郎 《東京物語》 (1): 「日本的な美」の表現(1)
【第6回】 小津安二郎 《東京物語》 (2): 「日本的な美」の表現(2)
【第7回】 小津安二郎 《東京物語》 (3): 映画に「文法」は存在するか?
【第8回】 小津安二郎 《東京物語》 (4): 世界の中の「オヅ」
【第9〜15回】 黒澤明の映画術:第2シリーズ
黒澤明《七人の侍》を見る。
【第9回】 黒澤 明 《七人の侍》 (1): 編集のテクニック(1)
【第10回】 黒澤 明 《七人の侍》 (2): 編集のテクニック(2)
【第11回】 黒澤 明 《七人の侍》 (3): 編集のテクニック(3)
【第12回】 黒澤 明 《七人の侍》 (4): 通俗と藝術の間で
【第13回】 黒澤 明 《七人の侍》 (5): 映画は「藝術」か?
【第14回】 黒澤 明 《七人の侍》 (6): 黒澤映画の特質
【第15回】 黒澤 明 《七人の侍》 (7): 世界の中の「クロサワ」
【受講に当たっての留意事項】
講義時数3分の1を超えて欠席した者には、期末試験の受験資格を認めないので注意すること。
【教科書】
特に指定せず、必要に応じてハンドアウトを使用する。
【参考書】
西村雄一郎 『巨匠たちの映画術』 キネマ旬報社、1999
【成績評価の方法】
期末試験の成績によって評価する。
(c) Motoaki Kato, 2009
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